【広島県・宮島】若者がたくさんいる老舗旅館『有もと』の口コミ【★★】

スポンサーリンク

f:id:setun61:20180611232802p:plain

今回は、広島県の宮島にある若者がたくさんいる老舗旅館『有もと』の体験談を紹介したいと思います。

【広島県・宮島】若者がたくさんいる老舗旅館『有もと』の体験談

(2015年5月-2015年7月)

評価
  • 総合評価 ★★☆☆☆
  • 周辺環境 ★★★☆☆
  • 時給 ★★★☆☆
  • 働きやすさ ★☆☆☆☆
  • 寮 ★★★☆☆
  • ご飯 ★★★☆☆

(下に解説があります。)

メンバー

男子

  • 20代東京のフリーター×3
  • 30代福岡の元黒服
  • 20代世界一周経験者
  • 20代東京の役者のたまご
  • 僕(名古屋の大学4年生男子)

女子

  • 20代台湾のワーホリ×4
  • 20代オーストラリアでワーホリ予定の人
  • 40代オーストラリアで永住したい人

社員さん

  • 50代〜60代のおばあさん×4
  • 20代寝坊しまくりの女の人
  • 20代もうすぐ結婚する女の人
  • 20代しっかりしてる女の人
  • 10代性格クソ女
  • 中卒新卒の女の子
  • 50代食堂のおばちゃん 
1日の流れ

06:00 起床
07:00 出勤・お客さんに朝食出し
10:00 片付け&夕食準備
12:00 休憩・お昼ご飯
16:00 戻り・お客さんに夕食出し
21:00 夕食片付け
22:00 退勤
23:00 お風呂
24:00 睡眠

周辺環境 ★★★☆☆

宮島は広島駅からバスと電車で440円で行くことができます。
宮島島内もそれなりにスーパーとかがあったので、生活する分には不自由なかったです。
広島市内まで行くとなんでもあるので、休みの日には市内まで出て遊んでました。

時給 ★★★☆☆

時給は900円でした。そんに高くないですけど、残業がけっこうあったので20万円ぐらい稼げました。

働きやすさ ★☆☆☆☆

本当に働きずらくて、入って2日目から「明日辞めよう」と思っていました。笑
50代〜60代のおばあさま達が各宴会場の担当をして、派遣に指示を出すのですが、おばあさまによって食器の配置の仕方や、大切にしている信念が違うので、あるおばあさまに

おばあさま1 「このお皿は左に置いて、右利きの人が取りやすいように取っ手は右側を向けんさい」

と言われて並べていると、通りかかった別のおばあさまに

おばあさま2「このお皿は右に置いて、横を通った時に当たらないように取っ手は左側を向けんさい」

と言われます。

ここで、

「いやでも、あの人にそう言われたので」

と言うと、

おばあさま2「なんなん?言うこと聞きんさい!」

と怒られます。

それを社員さんに相談すると、

「いつものことやからね。言われた時に言う通りにして、その人がおらんくなったら元に戻したらいいよ。それぞれ言うこと違うから困るよねー」

という返事。
訳がわからない。
この宿の人はトップの女将まで効率という言葉を知りません
そうやっておばあさまに怒られて、去年は新卒が13人入ったのに、1年も経たないうちに残り2人になったそうです。笑

寮 ★★★☆☆

男子寮は6畳の和室で、個室でした。風呂とトイレは共同で各階にキッチンもあったし、旅館まで頑張れば30秒ぐらいで行けます。
男子寮の過ごしやすさだけがこの旅館の唯一のいいところです。笑

でも、女子寮は3Kのアパートでのルームシェアをしていたそうです。

ご飯 ★★★★☆

専用の食堂があって、食堂のおばちゃんが作ってくれます。
毎日違うメニューなので、なかなか良かったと思います。
朝の残り物を夜まで取っといたり、休みの日はお酒を飲みながら食べたり色々融通がきいたので良かったです。

感想

この旅館では本当にいろんな人に会いました。
いい意味ですごくカオスな経験をしました。

世界一周経験者の方

世界一周した同じ世代の方が夏からオーストラリアにワーホリに行くための資金稼ぎにリゾートバイトしに来ていて、世界一周中の持ち物などをを聞きました。
でも、その人は台湾人のワーホリの女の子と付き合い始めて、オーストラリアではなく、台湾にワーホリをしに行きました。笑
もうオーストラリアでのワーホリのビザも取ってたらしく、変更ができないのでもう一生オーストラリアでのワーホリはできないそうです。笑

寝坊おばさん

夕方の出勤が16時からなので、みんな16時に来て夕食の仕込みをし始めるのですが、いつも17時過ぎにしか来ないおばさんがいました。

「社員さんやから別の仕事を終わらせてから来るんかな」

と思っていたら実はいつも寝坊だということを聞きました。
僕に直接影響がなかったので気にしなかったのですが、ある日その人と、僕ともう1人リゾートバイトで宴会場の担当を持つことがあり、その人が来ないので準備ができませんでした。

ぼく「いつも寝坊してるんですよね?僕らだけじゃ準備わかんないんで社員なんやからちゃんと時間守って来てくれませんか?」

と言ったらとりあえず謝ってもらったんですけど、翌日も同じメンバーでの宴会場で、案の定また遅れて来たのに謝りもせずに指示を出し始めたので、

ぼく「いや、昨日も寝坊しましたよね?社員じゃないんですか?なんで時間通りに来ないんですか?おかしいやろ!」

とキツめに言ったら、

寝坊おばさん「私は遅刻魔なんです!!女将もそのこと知ってるし、遅れた分は給料から引かれてるからあんたに何か言われる筋合いはない!」

と意味の分からない逆ギレをされました。笑
そして、その夜に違う社員さんに

社員さん「あの人に寝坊のこと注意した?あの人は5年目でおばあさま以外では最年長やし、最初の頃は女将も頑張って寝坊しないように言ってたけど、もう今は諦めてて、みんなそのことも知ってるから、派遣のあんたはなにも言ったらだめ」

という本当に意味がわからないことを言われました。
この旅館はやばいです。笑

性格クソ女

この子は旅館の中にも友達がいない可哀想な子で、リゾートバイターで飲み会をするのにも参加しないし、ご飯中にも他の社員さんと仲良く話している姿を見たことがないです。
ぼくが入ってからずっと宴会担当をしていて、おばあさま達に指示をもらいながら他のリゾートバイターと食事を出してたらよかったんです。
初めて家族連れの少人数のお客さんに料理を出す日がクソ女と同じ部屋担当でした。
宴会場に机を5つ並べて、クソ女が3テーブル担当、ぼくが2テーブル担当をすることになりました。
ぼくは初めて1人でテーブルを持つことになったので、クソ女に

ぼく「クソ女さん!1人でお客さん持つの初めてなんですけど、どういう流れでしたらいいんですか?」

クソ女「は?」

ぼく「いや、初めてなんで流れがわかんないので教えてください。」

クソ女「チッ。なんでわからんのや」(ボソボソと下を向いて喋るからよくわからない。)

そう言ってクソ女は別の社員さんを呼んできて、その人に説明をしてもらいました。
そこからクソ女はぼくのことを完全に無視。
なんやねん。

 

色々あったけれど、普段は合わないような人種の方々に会えて楽しかったです。 

このときの人とはFacebookとかで繋がっていて、今も連絡取ったりします!